タクラマカン砂漠縦断ハイライト(その7)

 

10月22日(7日目)

 9時30分集合でカシュガルの市内見学です。最初にアパク・ホージャ墓を訪れました。16世紀の宗教指導者アパク・ホージャ一族のお墓です。モスクの彩色された柱には特産の柘榴の花、実のモチーフやオアシスの風景が描かれ、水やオアシスへの感謝の気持ちが込められています。

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薔薇園の廟には28歳で清朝乾隆帝に嫁ぎ、36歳で亡くなったウイグル女性香妃の棺が安置されています。アパク・ホージャ墓の外には聖人の近くに埋葬されたいと願った人々の墓地が沢山ありました。これらの墓地には墓標みたいのが有りません。子供の頃から毎週お参りに来るので、あえて名前等を書かなくても墓地の位置を覚えてえてしまっているからとの事です。

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次に新疆最大バザールに行きました。

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ドライフルーツ、カーペット、衣類、日用雑貨等が売られていて、干しぶどう、ソファーのカバーになりそうな布を2m(900円)、お菓子を購入しました。

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バザールの後は中国最大のモスク、エイティガール寺院です。内部には庭園や礼拝堂があり、イスラム教の祭日には2~3万人が訪れます。

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寺院の周りは職人街になっています。ウズベキスタンでも見かけたゆりかごが売っていたり、銅を扱う金物屋、ひょうたん製の民芸品、楽器、帽子屋等を職人さんが作っていました。

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14時に遅めの昼食を旧イギリス領事館で取り飛行場へ。17時10分の飛行機でウルムチに向かいました。窓からは天山山脈が眺められました。

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19時にウルムチに着き、夕食は羊のしゃぶしゃぶ食べ放題、飲み放題です。初日の飛行機の遅れで見学場所がカットされた代わりにこのような贅沢な夕食になりました。地元のワインも美味でした。22時40分ホテル着。

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写真はアパクホージャ墓のモスクの柱、棺を安置している建物、一般人のお墓、街角の帽子売りのおばさん、バザールの布屋さん(手に持っている布を購入)、お菓子屋さん、道端の果物売りのおじさん達、エイティガール寺院、礼拝所(樹ーたんの升目が一人分)、職人街の銅を扱う金物屋さん、肉屋さん、飛行機からの天山山脈、しゃぶしゃぶ食べ放題です。